不動産会社が“高く売れます”と言うときに考えるべきこと
不動産売却を検討し、複数の会社に査定を依頼すると、よくあるのが「査定額の差」です。
入間市でも、相続した空き家や空き地の査定を取ってみたら、
A社は1,800万円、B社は2,100万円、C社は2,300万円――
こんなケースは珍しくありません。
そして多くの売主さんがこう思います。
「一番高い会社にお願いした方がいいのでは?」
その気持ちは自然です。
ですが、ここで一度立ち止まって考えていただきたいポイントがあります。
査定額=売れる価格ではない
まず大前提として、査定額は「売れる保証価格」ではありません。
特に机上査定では、周辺事例やデータを基に算出するため、実際の建物状態や土地条件が十分に反映されていないこともあります。
訪問査定でも同様に、最終的に売れるかどうかは市場の反応次第です。
入間市の不動産売却では、
・駅距離
・道路幅
・土地の形状
・近隣環境
などで評価が大きく変わります。
つまり、「高い査定額」そのものよりも、なぜその価格なのかという根拠が重要なのです。
なぜ高い金額を提示するのか?
不動産会社が高い査定額を出す理由は、大きく分けて三つあります。
① 本当に強気で売れると判断している
② 他社に負けないために高めに提示している
③ まずは媒介契約を取りたい
問題は②と③です。
売却を任せてもらうために、相場よりやや高め、あるいはかなり高めの価格を提示するケースは、業界としてゼロではありません。
売主さんにとっては希望が持てる数字ですが、実際に売り出して反響がなければ、結果的に値下げを繰り返すことになります。
そして気づけば、最初の適正価格よりも安く売れてしまう…ということもあります。
相続物件は特に注意
相続した空き家や空き地の場合、
「できるだけ高く売って整理したい」というお気持ちは強いと思います。
しかし空き家は、時間が経つほど建物の劣化が進みます。
固定資産税や管理の負担も続きます。
売却のタイミングを逃すことが、実は一番の損失になることもあるのです。
入間市でも、最初は強気価格でスタートし、半年後に大幅値下げという事例は少なくありません。
見るべきポイントは“説明力”
では、どの会社を信じればよいのでしょうか。
判断基準はシンプルです。
・なぜその査定額になるのか
・いくらで売り出し、どのように販売するのか
・売れなかった場合の戦略は何か
ここまで具体的に説明できるかどうか。
金額だけでなく、「売却までの道筋」を示してくれる会社かどうかが重要です。
高い=良い、ではない
不動産売却はオークションではありません。
一番高い査定額を出した会社が、必ずしも一番高く売ってくれるわけではないのです。
大切なのは、
適正な価格設定と、現実的な販売戦略。
特に入間市のようにエリアごとに特性が分かれる地域では、地域事情を踏まえた判断が欠かせません。
まとめ
「高く売れます」という言葉は魅力的です。
ですが、その裏にある根拠と戦略を確認することが、失敗しない不動産売却の第一歩です。
相続した空き家や空き地を含め、大切な資産だからこそ、数字だけでなく“中身”を見る。
それが、結果的に損をしない売却につながります。
迷ったときは、価格ではなく説明の質を比べてみてください。
そこに、その会社の本気度が表れます。





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